la Pavoni PROFESSIONAL PL(4)抽出圧力計が欲しい! |
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前回は
→ la Pavoni PROFESSIONAL PL(3)抽出圧力計が欲しい!
既存のピストン部が取り外せたので、交換部品の取り付けに入ります。
シールテープが同梱されているので、写真はシャフトになりますがネジ山部分に5回ほど巻き付けます。
水道配管等にも用いらていますが、これによって隙間を埋めて漏水を防ぐものです。
今回の器具では9気圧程度がかかりますからね、このあたりはきっちりとやっておきたいところ。
(ええと、シールテープを巻き付けるのは3箇所だったかな)
シャフトをピストン部と接合しました。
先ほどのシールテープ部は綺麗に収まって見えなくなりました。
その後、隣に置いてある食品機材対応のグリスをぬりぬりしたところ(これも同梱されてます)
ピストン・シャフト部を下から押し込んできたところ。
シャフトはご覧のとおりパイプ状になっていて、この空洞で圧力を伝達させる仕組みです。
この部分にもシールテープを巻いて、延長のナットを介して抽出圧力計を接続します。
この抽出圧力計の取り付けには苦戦しました。
というのも、ぐいぐいっと回してこれ以上は回らんというところが、ちょうど反対向きになるっていうね(笑)
延長ナット部分を使ってなんとか調整しましたが、シールテープにあまり余裕がないので焦りました。
(あとで自宅工具箱を確認したらシールテープ持ってましたけどね・笑)
ただ、冷静になるとちょうど反対を向くのであれば、シャフト部ごと180度回転させれば解決だったんですね。
U字金具のところの固定を緩めて回せばよかったのに...と今さらながら思ったりします(苦笑)
ということでなんとかメータ部がこちらに向くように固定^^
テコの原理で力を伝達する部分のUの字になっている金具も交換部品です。
手前部分、レバー部分がねじ込みできるように作られてますよね。
既存部品はU字金具を貫通するピンがあってEリングで抜け止めされてましたが、交換部品はU字部分の金属部にネジが切ってあって左右別々のネジでピストンシャフトに設けられた窪みに両側からビス先を嵌める構造です。
先にも書きましたが、このシャフトはパイプになっているので横穴を貫通させられませんから、そのように窪みを作ってレバー操作の力を伝達するようにされています。
上が既存のレバー部。
U字部分の金属からレバー部が取り外せないので、交換部品は下の両側ネジが切られた棒が入っています。
上の取っ手部分の黒い樹脂は取り外して付け替え可能。
レバー部を接続しました。
完成です。
もう少しいろいろ写真を撮っておけば...と思うところありましたが、グリス作業以降は手がベタベタ気味になったので作業優先した経緯も...(汗;)
その後試運転しましたが、問題なくespressoは抽出できましたし、抽出圧力計もきちんと仕事してくれました。
とあるYoutuberがPavoniのレバーは軽く抑える程度でいい、あまりに力を入れすぎている傾向にある、けっこうレバーが折れるケースがあります、なんて言っていたのでそういうものかと思ってましたが、いざ9気圧となるとけっこうな力を加えていいじゃないか、というのが分かりました(先入観と個人の感覚の違いはありますよ)。
そういう点でも、抽出圧力計があることで客観的に知ることが出来て良かったなと思います。
余談ですが、本体右上に黄色の紐がありますが、蒸気ノズルの動きをある程度固定するために取り付けているものです^^
(不慣れなんで、ノズルがあまり動かないようにしてやらないとミルクスチームがどうにも不安定なんですよ)
抽出圧力計取り付けキット、少々高額だったけどもこれは良い買い物でした^^
さぁて、これでますます下手なラテアートの練習にも力が入るってもんですな(笑)
(のんびりやりますけどね)
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