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驚いたよ、ジェネリック・ムーブメント 00:31
私、腕時計そもそも好きなんですが、ここ数年はスピーカー製作やデジカメやパソコンへと資金投入しておりましたので、時計への関心が薄れておりましたところ...

所有していた自動巻クロノ腕時計がいよいよオーバーホールの時期だよな、という状況になって少し悩んでいたのですが...

「ええいっ、売ってしまえっ!」

とご乱心となりまして(苦笑)、で、電波時計を買っておこうとHさん御紹介のお店にてあれやこれやと眺めていたら...全然電波時計ではない時計を衝動買いしてしまいました(大汗)

ま、それはおいおい...

で、その時計を発端として久しぶりに時計の話題をネットでいろいろと眺めておりましたら、ETAの2010年問題やらスイス時計業界の変化、そんでもってジェネリック・ムーブメントの登場とまぁ久しぶりに驚きをもって眺めた時計話題でした。 


私のブログを見られる方の大半は、「何のこと?」 と思われるでしょうからすごく簡単に書いちゃいますと...

スイスは時計産業の発展した国ですが、たくさんのメーカーが存在していました。
そんな中1856年にムーブメント提供会社としてエタ(ETA)が設立、1900年頃に時計まで作る会社となりますが、再び1920年頃にムーブメント部門がETAとして独立。
その後ETAが中心となって17社ほどの機械式ムーブメントメーカーが集まり連携を深めます。
いくつか合併して現在のETAとなり、スウォッチグループの中核メーカーとしてムーブメント提供を続けています。

一時はスイスの機械式腕時計の9割にETAのムーブメントが搭載されている、といわれたほどのシェアを誇っていました。
完成品や未完成品(エボーシュ)を購入した時計メーカーが、そのまま、または少し手を加えて高額な腕時計に仕立て上げて利益を得る姿を見てか、2002年、ETAの当時のトップがこのままではスイスの時計産業が衰退する、としてスウォッチグループ以外の時計メーカーへのエボーシュ提供を停止する、と発表します。
当初は2003年に停止と発表しましたが、独占禁止法に抵触するとして2010年までに段階的に数量を減らすという対応になった模様です。

独立系の時計メーカーは除外されたようですから、もっぱらの対象はリシュモングループ(カルティエ、IWC、ジャガールクルト、パネライ他)、LVMH(ゼニス、タグホイヤー、ブルガリ他)等のライバルへの提供を停止するのが本音かなという感じです。

これらグループは資本力もあり、独自ムーブメントの開発へ力を注ぐことができますし、実際それぞれ特徴的ムーブメントの発表も行っており、2010年問題の建前(^^)も一定の成果は出ているとは思います。
また、時計雑誌でも登載ムーブメントがあれやこれや、エル・プリメロがどうだこうだ、ROLEXの自社生産ムーブメントがどうだこうだ、とムーブメントを語る内容が増えてきたのもあって、消費者の関心が高まっているのも事実ですね。


しかし、価格面では簡単ではありません。
ETAで培われた高性能で耐久性の高い汎用ムーブメントは大量生産され価格も安い、そのまま登載したり、機能追加部分のみドッキングさせたりして販売してきたメーカーからすれば、新たに独自ムーブメントを開発して置き換えるというのは、時間的にもコスト的にも厳しい一面があるのは想像に難くありません。

機能追加部分の開発コストもかかっているでしょうし、それを無駄にしたくないという時計メーカーもありますよね。

そんな要望に応えるメーカーが登場したんですね。
それがジェネリック・ムーブメントのメーカーです。

現在有名どころではsellita(セリタ)があります。
seikoも代替ムーブメントの設計を完成させているという記事もみましたが、生産されたか、採用されているかは分かりません。

sellitaは、そもそもはETAの下請け企業だったそうで、当然ながら技術にノウハウは持っていたのでしょう。
各時計メーカーの熱い要望に答えてか、ETAのムーブメントをほぼそのままコピーしたムーブメントを提供開始しました。
ええっ!?と思うところですが、1970年代に登場して改良されてきたETAムーブの設計そのものは特許が切れているとのことで、こういうことが可能なんですね。

こっそり真似て販売してます〜という所謂パチもんとは違って、ジェネリック薬品のように正々堂々と作られるジェネリック・ムーブメント。
すでにスイスの機械式時計の3割程度が採用している、という情報もありました。さぞかしETAさんも予想外と思ってあることと思いますが...

では、ネットで見つけた写真からその一例をご紹介しましょう^^



ETA 2824-2
25石 28,800振動 パワーリザーブ38時間




sellita SW200-1
26石 28,800振動 パワーリザーブ38時間

ちょっと角度が違いますが、それでも部品の配置、ビスの位置が同じというのがお分かりになると思います。


基本的に同じ仕様なわけですから、たとえばETA2824に何かしら手を加えていたとすれば、sellita SE200にも同様に行える、ということになりそうです。
(そう簡単にいくのかは分かりませんが...でも、それはsellitaとしても狙いでしょうからね)

26石に上げてますし、歯車など多少違う形状も見受けられますので、sellitaが多少改良を加えている可能性がありますね。

で...


どうも、それが入ってますな、コレ^^

一時はムーブメントが気になってましたが、今回購入はシンプルな3針タイプですからムーブメントはしっかりしていれば拘りません。
ETAのムーブメントは何度かお世話になりましたが、sellitaははじめてなのである意味新鮮ですね。

ジェネリック・ムーブメントかぁ、頑張ってもらいましょう^^




| 日々の雑感 | comments(2) | trackbacks(0) | posted by ゆったり人 - | →DIY-Sound! |
Comment








タグ・ホイヤー アクアレーサー ですかぁ〜

これで今年の夏はバッチリ! ですね(^。ー)/
posted by tibiko | 2013/03/08 9:45 PM |
tibikoさん、こんばんは。
そうです〜
強固な防水機能ですからね^^(でも海水浴はたぶん行かない?・笑)
いつもありがとうございます
posted by ゆったり人 | 2013/03/09 10:34 PM |
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