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ブラック蜂の巣 (ミツバチの会話11) 23:04

 久しぶりに女王様の登場です^^

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働きバチ「今日も残業だ...毎日、毎日これじゃたまらないよな...」

女王バチ「・・・・・」

働きバチ「寝る時間さえ困るぐらいだ、ったくっ...」

女王バチ「・・・・・」

働きバチ「それに加えて残業代もないもんなぁ、ほんとただ働きだよ...」

女王バチ「・・・・・」

働きバチ「巷じゃこんな労働環境はブラック蜂の巣なんて言われているみたいだけど、うちもだよな...」

女王バチ「・・・・・」

働きバチ「あ〜あ、やってらんねぇよ、ちっ、何が女王だっ、ちやほやされやがって、くそがっ!」

女王バチ「ちょっとあんた達っ! さっきから何ぼそぼそ言ってんのっ!」

働きバチ「あっ、女王さま、いつからそ、そこに?」

女王バチ「ずっと聞いてたわよ、「ちっ、何が女王だっ、くそがっ!」って、聞こえたのは気のせい?」

働きバチ「あ、いや、その、あの、その、いえ、その・・・」

女王バチ「ふん、まぁいいわ、ところで何あんたたちここで油売ってんのよ」

働きバチ「あ、はい、すみません」

女王バチ「すみませんじゃないわよ、あんた達の仕事は蜜を集めてくることよ、話すことじゃないのっ!」

働きバチ「はひっ あ、でも...」

女王バチ「何よ、文句あるのかしら?」

働きバチ「もう朝早くから遅くまで休みなしの連日勤務、もうクタクタなんですよ」

女王バチ「当然よ、働きバチなんだから、何言ってるの?」

働きバチ「いえ、最近では働きバチにも適正な労働環境が求められてまして...」

女王バチ「はぁ? 馬鹿言ってんじゃないわよ、蜂の巣のために四六時中働くなんて当然でしょ!」

働きバチ「でも、1日8時間、週に40時間を超えない労働環境って決められてるんですよ」

女王バチ「だから?」

働きバチ「ですから、そもそも週40時間、それを超えて労働させることは禁止されてるんです」

女王バチ「禁止ねぇ」

働きバチ「そこで残業をさせる場合には、事前に働きバチ代表と協定が必要なんです」

女王バチ「協定?」

働きバチ「そうです、36協定といって時間外労働ができるよう予め協定を締結するんです、これがないと違法です」

女王バチ「そうなの?」

働きバチ「そうです、なので早速36協定を締結して、残業はしますから、時間外手当、おいしい時間外手当蜜を下さい^^」

女王バチ「まったく、その程度の考え、低レベルの意識だからダメなのよ」

働きバチ「えっ!?」

女王バチ「あのね、あなた自分だけのことを考えてそんなこと言ってたらダメよ、分かる?」

働きバチ「いえ、別に私だけの...」

女王バチ「この蜂の巣には多くのハチがいるの、みんな一所懸命働いているのに、あなただけ自分さえ良ければ、なの?」

働きバチ「いえ、そんなつもりは」

女王バチ「みんなの大事なこの蜂の巣のことを考えたら、普通そんな考えにはならないわよ?」

働きバチ「・・・・・」

女王バチ「まだまだ意識レベルが低いわね、私の書いた「蜂の巣に捧げる」この本をしっかり暗記しなさい!」

働きバチ「ええっ!」

女王バチ「暗記しているかどうか、テストするから、いいわねっ!」

働きバチ「は、はい...」

女王バチ「あ、それから私の名前で“蜂の巣支援活動”をやってるの、知ってる?」

働きバチ「あ、はい、出来立ての蜂の巣に蜜を送ったり働きバチの教育など支援されているそうで」

女王バチ「偉いわね、よく知ってるわ。では、あなたの給料蜜から寄付金を控除しとくから、いいわねっ!」

働きバチ「ええっ! ちょっと困りますけど、ただでさえ少ないのに...」

女王バチ「何? 私の高貴な慈善活動に協力できない? いいわ、今日はゆっくり話しましょ、帰さないわよ、覚悟しなさい」

働きバチ「あ、いえいえ、もちろん寄付します!」

女王バチ「そうよね、安心したわ。よし、では、そろそろ集蜜活動行ってきなさい!」

働きバチ「は、はい...」

女王バチ「何その返事は、まったく元気ないんだから...」



buuuuuuun


働きバチ「はぁ、クタクタな上に精神的にもこれじゃたまらない...」


buuuuuuun


働きバチ「ぜったい、うちの蜂の巣はブラック蜂の巣...だ、はぁ、はぁ、はぁ」


buuuuuuun


働きバチ「あれ、なんだか目の前が暗くなってきた、あれ、あれ、れ、れ・・・」


bu....bu.......ブラックアウト(意識が遠のく)....



 

 

女王バチ「ちょっと、あいつ帰ってこないじゃないっ! 何やってんの!」

女王バチ「まぁ、いいわ、いくらでも働きバチはいるから、ふふふ」


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ブラック企業という言葉が広まりつつありますが、表に出てくる情報のみでは真実は見えてないかもしれませんね。

ともあれ、その職場環境で自分が成長できる機会があるかどうか、次に活かせるかどうか、という視点も加味しつつ立ち回る必要があると思います。

中には、あの会社で○年やれたんなら使える、なんて転職時に評価される場合もあるそうですから。
(だからってブラック企業を肯定しているわけではございません、あしからず)





| ミツバチの会話 | comments(6) | trackbacks(0) | posted by ゆったり人 - | →DIY-Sound! |
Comment








最後の、
いくらでも働きバチはいるから
が、B企業のすべてでしょうね・・・

posted by jet | 2013/10/19 1:15 AM |
jet さん、こんばんは。
久しぶりの女王バチ様でした^^
「女王廃止ですよ!」のセリフは今回ナシでしたが、引き続きミツバチの会話シリーズはやります(笑)
いつもありがとうございます。
posted by ゆったり人 | 2013/10/19 11:50 PM |
いや〜久しぶりの女王バチさま♪
楽しませて頂きました^^
B企業って代表者本人が問題の本質自体にまったく気づいてないところが有りますもんねえ(笑)
また近々六〇〇+山〇で飲みましょうネ♪
posted by ゆったり人X号 | 2013/10/20 5:04 PM |
しっかりパワハラも入ってますよね…
B企業だと気づいたら、自身のステップアップの踏み台にしましょう^^;
次回も楽しみにしています♪
posted by ひまる。 | 2013/10/21 8:53 PM |
ゆったり人X号 さん、こんばんは^^
ご返事が遅くなりすみません。
ついにX号さんになりましたか(笑)
六〇〇+山〇、ぜひぜひ宜しくお願いします!!
ちなみに前回その場で発注しました例の6本、納品されましてございます^^
いつもありがとうございます。
posted by ゆったり人 | 2013/10/22 12:26 AM |
ひまる。さん、こんばんは。
パワハラ、確かにそうですね^^
今回久しぶりにミツバチの会話を、と思ったら前回は2012年1月だったんです、そんなに月日が流れたのかと驚きました。
もう少しコンスタントに登場させたいと思う次第です。
いつもありがとうございます。
posted by ゆったり人 | 2013/10/22 12:29 AM |
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