押戸石(熊本県南小国町) | 09:40 |
前回の、これはポツンと一軒家級^^のカントリーハウスカフェBEARから次に向かったのが...
押戸石(おしといし)の丘
BEARさんのある大分県から熊本県へと入ってきました。
阿蘇から九重一帯に広がる丘陵地帯にあります。
あの辺りが押戸石の丘。
写真からは、やや左手奥に石が並ぶ一帯があるのです。
NPO法人 押戸石の丘さんが管理(?)されていて、入場料200円が必要。
案内に従って進み、ソリみたいなのに乗って滑ると楽しそうな勾配の坂を上ると、丘の頂部一帯に石が並んでいます。
丘の尾根が織りなす景色が美しい^^
はい、案内板^^
押戸石を紹介されているページ(押戸石の丘:南小国商工会のHP)によれば、
・平成元年2月、南小国町教育委員会は、この巨石に不思議な線刻文様があることを見つけました。
(これがシュメール文字ではないか?とされています)
・山頂一帯にある巨石群は、人工的に配置された9組の環状列石遺構であることがニューヨーク州立大学のライル・ボルスト教授によって確認され、ユネスコ岩石芸術会をはじめアメリカやカナダの岩石芸術学会、日本ペトログラフ協会等の国際学会で先史時代の巨石文化遺跡であることが認証されました。
・山頂の太陽石から南西方向に下る山腹の直線上に、約5m間隔で岩石が直線配列されており、”クロムレック”(”環状の石”の意)とも呼ばれています。
との紹介。
つまりは、ここの岩々は自然にあるわけではなくて人工的に置かれている歴史上意味ある一帯なんだよ、ということみたい。
シュメール文字は、紀元前3200年頃からあったのではとされるメソポタミア文明で使われいた楔形文字(くさびがたもじ)。
そのシュメール文字が押戸石の丘の石群に刻まれている、というのだから、ロマンがあるというから神秘的というか。
ま、どこかに「それ、ほんと〜?」と思う感覚もないといえば嘘になりますが(笑)
はさみ石。
嘘つきが間を通ると挟まれるという言い伝え(私も無事に通れました)
このはさみ石の間を、夏至は日がのぼり、冬至は日がしずむ、とのこと。
シュメール文字が刻まれている、鏡石。
一度訪れたことがあるゆったり人X号さんが、「前回探しきれんかったのよ、探すまで帰れないばい!」と気合いを入れられたこともあって、ぐるぐるとこの岩を回ってはどこだどこだ、まさか上の方で岩に上らないとわからないのでは?等とせっせと探してましたが分かりません....
「わからないね〜」などと言いつつ、冷静になった1名が立て看板の意味に気づきました(爆)
ちゃんと看板で「ここですよ」と案内されてるじゃん!!!
なかなか見つからないという前提になっていたもので、まさか回答が示されているなんて思いもよらず?
こんないかにもという案内があるのに...なぜそれに気づかなかったのだろう(大人数名いて...)
これも神秘なパワーの影響を受けたためではなかろうか...(感受性豊かなゆかいな仲間たち)
こちらが太陽石。
入場料を払うところで方位磁石を借りられます。
磁石を持って太陽石を回ると、方位磁石のNが石に引き付けられる一角があります。
鉄鉱石を含んでいるのかな?
ここが「規則性がある」と認められた”クロムレック”ではなかろうか。
ふうむ、なるほど...
遠くに見える山(中央より右手)が阿蘇五岳ですね。
とにかく、見晴らしがよくて気持ち良いところですよ〜(訪れた日は寒かったけど)
→押戸石の場所(マピオン)